固定電話サービス「CHOKKA」などを提供する平成電電は2005年10月3日,東京地裁に民事再生法の適用を申請した(発表資料)。競争激化によりCHOKKAの契約数が伸び悩んだことで,同社の収益は悪化していたという。負債総額は現時点で約1200億円に上る。

 民事再生法は,最終的に企業を清算する場合にも適用されるが,平成電電は再建を目指して申請したとする。CHOKKAや「電光石火」,各種ISPなどの電気通信サービスも従来通り,継続するとしている。