ソニーは,有効画素数1030万のCMOS型固体撮像素子を用いるデジタル・カメラの最上位機種「サイバーショット DSC-R1」を2005年11月18日に発売する(発表資料)。ドイツや米国では2005年9月8日に発表していたが,国内市場にも投入することを同13日,発表した。有効画素数1030万は,サイバーショット・シリーズで史上最高という。

 撮像部の寸法は,デジタル一眼レフ機の大部分で採用されているAPS-Cサイズよりはひとまわり小さい21.5mm×14.4mm。アスペクト比は3:2である。レンズは一体型で,ドイツCarl Zeiss社製「バリオ・ゾナーT*」を採用した。焦点距離は24mm~120mm(35mm換算)をカバーする。筐体の上部に搭載した2.0インチ型のTFT液晶モニタは可動型。前後左右に回転させて使える。価格はオープンだが,実勢12万円前後になる見込みだ。