実売価格8万円程度の「RDR-AX75」
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実売価格18万円程度の「RDZ-D90」
実売価格18万円程度の「RDZ-D90」
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 ソニーはH.264/MPEG-4 AVC(以降,H.264)の符号化に対応したLSIを搭載したDVDレコーダ「RDR-AX75」を発表した。「おでかけ・スゴ録」と呼ぶ機能を搭載し,USBインタフェースを介して接続したソニー・コンピュータエンタテインメントのゲーム機「PSP」の「メモリースティック デュオ」に録画番組を転送できる。符号化データ速度を384Kビット/秒とした場合は1Gバイトのメモリ・カードに約4時間10分の映像を,768Kビット/秒の場合は約2時間20分の映像を録画できる。なお,おでかけ・スゴ録機能でPSPに転送できる番組はアナログ放送のみで,デジタル放送のコピー・ワンス番組は転送できない。

 RDR-AX75は地上アナログ放送およびBSアナログ放送に対応したアナログ放送対応モデルで250Gバイトのハード・ディスク装置(HDD)を搭載する。このほか,地上/BS/110度CSデジタル放送に対応したDVDレコーダ3機種も発表した。「RDZ-D90」は400GバイトのHDDを搭載する。「RDZ-D70」と「RDZ-D50」のHDDの容量は同じ250Gバイトだが,搭載する機能やインタフェースなどに違いがある。全機種共通の新機能としては,録画予約や番組の再生,DVDへのダビング動作からユーザーの好みを学習し,自動録画する「x-おまかせ・まる録」機能などがある。いずれも価格はオープンだが,RDZ-D90は約18万円,RDZ-D70は約16万円,RDZ-D50は約13万円,RDR-AX75は約8万円になるもよう。