米DisplaySearch社は,2005年第1四半期における有機ELパネルの出荷状況を発表した。出荷台数は,前期比で31%増の990万枚,出荷金額は同19%増の1億190万米ドルだった。メーカー別出荷金額は,韓国Samsung SDI Co.,Ltd.がトップで2810万米ドルだった。シェアは約28%である。次いで台湾RiTdisplay Corp.が1920万米ドル,東北パイオニアが1740万米ドルと続く。台数ベースでは,トップがRiTdisplay社,2位がSamsung SDI社である。現時点では,出荷されるパネルのほとんどが低分子型の有機EL材料を用いたパッシブ・マトリクス型であるという。
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