三井化学はナノ・コンポジット・グレードの熱可塑性ポリイミド「オーラムCNTグレード」を2005年4月に発売する。カーボン・ナノチューブの製造元である米Hyperion社との共同開発。三井化学は耐熱性,耐摩耗性,クリーン性,成形性に優れるスーパー・エンジニアリング・プラスチックである熱可塑性ポリイミド(商標名オーラム)を製造,販売している。熱可塑性を持つポリイミドは,世界で同社のみが製造しており,その特性を生かし,自動車部品,航空機のエンジン部品,半導体製造時のプロセス材料などに使われている。
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