ペンタックスの「PENTAX 645 Digital」(仮称)

マミヤ・オーピーの「Mamiya ZD」
 ペンタックスは,有効画素数1800万のCCD型固体撮像素子を搭載する中判デジタル一眼レフ・カメラを開発中であることを明らかにした。2005年3月17日~20日まで東京ビッグサイトで開催中の「フォト イメージング エキスポ 2005」にイメージ・モックアップを出展したもの。有効1800万画素のCCD型固体撮像素子はコダックが新規に開発するという。レンズ・マウントは「PENTAX 645AF」を採用し,従来から銀塩カメラに使ってきた「smc PENTAX645」レンズを装着できる。2006年中の製品化を目指すとしており,価格は「100万円を切ることが目標」(ペンタックスの説明員)という。

 「フォト イメージング エキスポ 2005」の会場では,マミヤ・オーピーも中判デジタル一眼レフ機を出展した。こちらは2004年9月に開催された「photokina」に出展していたもので,CCD型固体撮像素子の有効画素数は2150万(製品仕様のページ)。「現在は色再現性を向上させたり,シャープネスなどの画像処理機能のさじ加減を検討しているところで,製品化に向けて最終調整の段階」(マミヤ・オーピーの説明員)という。2005年中の発売を予定しており,価格はこちらも100万円前後になる見込みだ。