画像の収集には自社開発のクローラを用いる。「更新のあったページの画像は24時間以内に収集できるはず」としており,リアルタイム性と,表示速度の速さをウリにしている。検索アルゴリズムも自社で開発した。「人間くさい結果を出す」(武井氏)ために,同社が2000年より提供してきたオンライン・ブックマーク・サービス「MARK AGENT」のユーザー動向を反映するなど,独自に定義する「人気度」をふまえて表示の順位を決めるという。また,アダルト・コンテンツなど,同社が「有害」と判断するサイトを検索結果に表示させない「セーフティー機能」を盛り込んで,検索結果を画像で表示することの弊害を小さくする工夫をした。
2005年6月をメドに広告事業を開始する。検索語に関連する企業サイトの広告を表示させる広告メニューや,検索語に関連する商品(DVDや書籍など)の広告を掲載してアフィリエイト収入を得る広告メニューなどを検討しているという。
検索対象ページ数は非公開。「今はまだ若干少ないかもしれないが,将来は世界最多を目指したい」と武井氏は意気込みを語る。対象ユーザーは「お子様からお年寄りまで,マニアからインターネット初心者まで。早期に1000万人のユーザー獲得を目指す」(同氏)としている。