セイコークロックの高級置時計デコールセイコー「悠久」,900年前に開発された人類史上初の脱進機構を応用
セイコークロックは,900年前の駆動原理を用いた高級置時計デコールセイコー「悠久」を時の記念日の6月10日に発売する。中国の北宋時代に造られた大型天文観測時計装置「水運儀象台」の脱進機構をベースに,同社とセイコーエプソンで共同開発した新しい技術を搭載した。サイズは,高さ384x幅482x奥行き274.5mm,質量は約17kg。価格は315万円(税込み)で,3月10日から全国の百貨店・時計専門店で予約受注を開始する。
スパイラル上をリフトアップした鋼球がレールを流れるように進み,五つのレバーに制御された水車のバケットに落ちる。これにより,五つのレバーが次々と作動しながら水車が回転し時を刻む。綿密に計算された作動タイミングで,安定性と確実性を併せ持つ脱進機構を実現した。
製造は,国内の専用工房が担当。注文を受けてから,セイコークロックの熟練技術者が一つひとつ手作りでくみ上げていく。納品は受注後約2カ月後の予定。












