ホンダがシカゴショーで、新型シビックのコンセプトモデル「Civic Si Concept」を発表した。2005年にデビューする「Civic Si Coupe」のスタイリングや性能を示唆するもの。同車はCivicのスポーティモデルで、日本では「タイプR」に相当する。

図1◎「Civic Si Concept」フロントビュー。

 最高出力200hp(149kW)のi-VTECエンジンを搭載し、クロスレシオの6速手動変速機を組み合わせる。現行型タイプRと同様にヘリカルLSDを採用し、駆動力を左右輪に最適配分する。18インチのアルミホイールを標準装備とし、タイヤサイズは225/40R18。

 2005年秋に米国で発売する新型Civicは、4ドアセダン、2ドアクーペ、Si Coupe、ハイブリッドモデル、天然ガス駆動のGXの5種で構成する。Civic Siの量産モデルは、2005年11月のSEMA(米国自動車用品工業会)ショーで発表する予定。

図2◎「Civic Si Concept」フロントビュー。

図3◎「Civic Si Concept」リアビュー。