【ISSCC】「Cell」はSOIとひずみSiを駆使,ゲート長は46nm
ソニー・グループ,米IBM Corp.,東芝らが共同開発したマイクロプロセサ「Cell」に関するプロセス技術の詳細が,「2005 International Solid-State Circuits Conference(ISSCC 2005)」で明らかになった。SOI(silicon on insulator)技術とひずみSi技術を組み合わせたゲート長46nmのトランジスタを使う。
SOI技術は部分空乏型で,張り合わせ,もしくはSIMOXウエーハを使う。ひずみSi技術は「Dual Stress Liner」と呼ぶプロセス起因のひずみを利用する。DSLの詳細に関しては2004年12月に開かれた「2004 International Electron Devices Meeting(IEDM)」で発表した。
ゲート長は46nm,ゲート絶縁膜にはSiONを使っており,SiO2換算膜厚は1.05nm。ロジック回路では二つのしきい電圧を使い分ける。配線は低誘電率(low-k)膜としてCVDで形成するSiOCを使った8層Cu配線である。
製造拠点は,今のところ米国イースト・フィッシュキルにあるIBMの300mmラインと,長崎にあるソニー・グループの「Fab2」の2カ所になる。大分ティーエスセミコンダクタ(OTSS)でも製造を検討しているが,現時点では確定していない。












