特集
核融合発電、再燃する開発競争
目次
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【第2部:ITERとその対抗技術】原型炉実現に向け始動、10年後の“覇権”狙う
当初の予定から14年以上の遅れで進む核融合実験炉の国際プロジェクト「ITER計画」を尻目に、ITER計画後をにらんだ開発競争が激化している。先行するトカマク型をはじめ、ヘリカル型やレーザー核融合などさまざまな候補技術の開発が盛んになっている。日経エレクトロニクス
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【第3部:常識を超える技術に挑戦】「核融合ベンチャー」が続々、独自技術で“金脈”探る
ITER計画の進捗を待てないのは国だけでなく、民間企業も同様だ。あたかもゴールドラッシュのように、米国を中心に多くのベンチャー企業が独自の技術で核融合発電技術に参戦している。それらの技術の多くは実現性の実証が必要だが、「アイデアの百貨店」といえるほど多様で、斬新である。日経エレクトロニクス
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【第1部:全体動向】“地上の太陽”にあと一歩、2020年代前半にも実用化か
“夢のエネルギー”核融合発電は、現行の原子力発電に比べてはるかに安全で、燃料も無尽蔵に近い。実用化できれば原子力発電を置き換え、化石燃料も不要になる。開発や実用化の動きが国内外で活発になってきた。日経エレクトロニクス