「“女性活用”なんて、もうウンザリ」。最近になってあちこちで耳にするようになったこの言葉に、食傷気味の読者は少なくないだろう。安倍首相が掲げる「2020年までに役職に就く女性を全体の3割に」という目標。登用される側の女性でさえ、「数合わせで登用されても…」と冷ややかな視線を向ける。今回お届けするのは、そんな数合わせを狙った「守りの活用」ではない。男性も女性も能力を発揮して革新的な商品を生む、製造業ならではの「攻めの女性活用」だ。

一部の調査において「日経WOMAN」編集部の協力を得た。

回答数は342。調査方法などは第5部を参照。「その他」は、「特に無い」(10.8%)、「分からない」(7.9%)「、無回答」(0.9%)を含む。
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