デジタル機器の設計で悩まされる「ノイズ」。この対策を「ノイズの気持ちになって」上流工程で効果的に実施するための連載の第5回である。今回は、筆者が手がけたノイズ対策の事例から3例を紹介する。システムがノイズに弱く対症療法的な対策だけでは問題が解決しない場合には、全面的な再設計も視野に入れながら、上流に立ち返って検討を進めていく必要がある。(本誌)