スタンダード版以外にスポーツ版、18金の高級版など3種類を用意する。(写真:Apple社)
スタンダード版以外にスポーツ版、18金の高級版など3種類を用意する。(写真:Apple社)
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 2014年9月。もはや年中行事となった新型iPhoneが米Apple社から発表された。製品の仕様自体は、いずれもネットなどで事前に噂された通りだった(図1)。具体的には(1)ディスプレーの画面サイズを従来の4.0型から4.7型に大型化した「iPhone 6」、(2)5.5型のディスプレーを備えた「iPhone 6 Plus」、(3)iPhoneのコンパニオン機器となる腕時計型端末「Apple Watch」、の投入である。iPhone 6/6 Plusについては画面サイズ以外にNFC機能を搭載したのが、特記すべき機能変化だった。

図1 画面を大型化
図1 画面を大型化
今回、4.7型のディスプレーを持つiPhone 6と5.5型の6 Plusという2機種を用意した(a)。iPhone 5/5sの4.0型と比較して大型化したのが目玉。この他、NFCを搭載し、決済サービスに対応した(b)。(写真:Apple社)
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