デジタル機器の設計で悩まされる「ノイズ」対策を上流工程において効果的に行う手法を紹介している連載の第4回目。今回はプリント基板上の配線で発生する信号の反射について取り上げる。内層配線と外層配線とで単位長さ当たりの遅延が異なるため「等長」設計には注意が必要なことや、ソース側のダンピング抵抗を用いたノイズ対策方法を解説する。(本誌)