2014年6月末、台湾Alchip Technologies社は、東京工業大学、一橋大学、会津大学と共同で単位電力当たりの演算性能(電力性能)が世界最高水準となる30GFLOPS/Wの「PACS-Gプロセッサ・チップ」を開発したと発表した。アクセラレーター(加速プロセッサー)の一種で、電力性能は既存のマイクロプロセッサーやグラフィックス処理ユニット(GPU)に比べて5~10倍と高い。

FLOPS(floating-point operations persecond)=1秒間に実行可能な浮動小数点演算の回数。フロップスと読まれる。