写真:宮原一郎

本誌は自動車メーカー9社の自動ブレーキ搭載車の低中速における車両と歩行者の認識・停止機能を試験して評価した。特に歩行者への停止機能を評価したのは国内で初の試みである。総合結果では、富士重工業とVolvo社のシステムが最高評価の“AAA(トリプルエー)”を獲得した。評価の分かれ目はどこにあったのか。実験データを分析しながらその理由と、各社の設計思想を読み解く。(本誌特別取材班)