医療分野では今、「可視化」による医療の質の向上が強く求められている。その一つとして注目を集めているのが、3Dプリンターや成形加工、ソフトウエアなどのツールを活用して生体臓器をモデル化し、術前シミュレーションや若手医師の教育などに活用しようとする試みだ。2014年4月9~11日に開催された医療機器の設計・製造に関する展示会「MEDTEC Japan 2014」(会場は東京・有明の東京ビッグサイト)では、こうした展示が相次いだ。