ソチ冬季五輪における、スキージャンプ葛西紀明選手には感動した。おめでとう。本当に良かった。

 葛西選手を見て気付いたことがある。喜び方である。ラージヒルの個人戦では見事な大ジャンプで銀メダルをつかみ取った。その表彰台では、手を大きく振り上げて飛び上がり、全身で喜びを表現していた。ところが団体の銅メダルでは違った。若いチームメンバーと抱き合って涙を流していた。筆者には団体の銅の方がより深い喜びを表しているように見えた。