「先進事例解説 3Dデータ共有で効率設計」は、主に機械設計部門が作成した3D設計データを電気設計、ソフト開発、生産技術などの部門と共有することで生まれる新しい仕事の進め方を解説するコラムです。ケーススタディー(鳥谷氏担当)と、ポイント解説(新井本氏担当)で構成します。
鳥谷浩志(とりや・ひろし)
東京大学理学部情報科学科卒業後、リコー・ソフトウェア研究所でソリッドカーネル「DESIGNBASE」の研究開発に従事。1997年ラティス・テクノロジー技術統括部長、1999年同社代表取締役社長に就任、現在に至る。著書に「3次元ものづくり革新」(日経BP社)、「3D活用でプロセス改革」(同)「、3Dデジタル現場力」(JI PMソリューション)など。理学博士(東京大学)。
新井本昌宏(にいもと・まさひろ)
東京理科大学大学院工学研究科工業化学専攻修了後、メーカーにて生産技術、研究開発に従事。その後日系コンサルティング会社を経て、2010年5月から現職。現在までに研究、開発、設計、生産技術、品質保証、デザイン領域の業務改革コンサルティングを数多く経験。著書に「実務入門『仮説』の作り方・活かし方」(日本能率協会マネジメントセンター、共著)など。