特集
発電所がやってくる
目次
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【第1部:総論】 再評価で高まる期待、電力需給の調整役に
災害時の電力確保、電力需給の調整、水素社会との連携─。燃料電池への期待が、これまで以上に高まっている。業務用や家庭用、自動車用、さらにはその他の用途へと、幅広い分野で燃料電池が普及する日が間近に迫ってきた。日経エレクトロニクス
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【第2部:技術編】 普及に不可欠な低コスト化、Pt使用量削減と低温化で
燃料電池で主流のPEFCとSOFCの両者が、低コスト化に向けた開発で火花を散らしている。PEFCでは、触媒のPt使用量を削減できるコアシェル触媒が成果を上げ始めた。SOFCでは、作動温度を400℃程度まで引き下げられそうな新材料が見つかった。日経エレクトロニクス
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【第3部:事例編】 多様化する水素利用、世界の動向を探る
水素を活用する動きが世界中で盛り上がり始めている。先行する欧州では、再生可能エネルギーの余剰電力で水素を生成する取り組みに注目が集まっている。一方、米国は国の安全保障の面からエネルギーの海外依存を引き下げるため、水素インフラの構築に向けて動き出した。日経エレクトロニクス