2位 ボンサイラボ、10万円を切る
小型3Dプリンターを発売

 ボンサイラボは、装置の外形寸法が幅250mm×奥行き250mm×高さ270mmと小型な3Dプリンター「BS01(BONSAI Mini)」を発売する。

 S.ラボと共同で開発した製品で、きびだんごが運営するクラウド・ファンディング・サイト「kibidango」を通じて2013年12月6日から販売受付を開始した。BS01は、ヒーター内蔵の可動ヘッドから樹脂を吐出する熱溶解積層法を採用。最大造形寸法は幅150mm×奥行き130mm×高さ100mm。

 造形材料としてはPLA(ポリ乳酸)とABS(アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン)に対応し、PLAだけを使える装置と、PLAとABSの両方を使えるヒートベッド付の装置の2種類がある。PLA、ABSともに直径は1.75mmで、各12色を用意する。(12/5)

3位 ホンダ、次期「NSX」の
パワートレーンを初公開

ランキング3位から
ランキング3位から
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 ホンダは2013年11月、報道関係者向けのイベント「Honda Meeting 2013」で次期「NSX」に搭載するパワートレーンを初公開した。

 次期NSXは三つのモータを使うハイブリッド・システム「SH-AWD」を採用する。前輪を二つのモータで駆動し、後輪はV型6気筒ツインターボ・エンジンを縦置きし、同じく縦置きしたモータ、7速DCT(Dual Clutch Transmission)で駆動する。(11/28)

4位 川崎重工、「Boeing 787」の
派生型機向け新工場を建設

 川崎重工業は2013年12月9日、航空機製品の生産・組立工場である名古屋第一工場において米Boeing社の航空機「Boeing 787」を増産するための新工場建設に着手した。

 2014年度末に竣工する予定で、主に派生型機の前部胴体を生産する。延床面積は約6万m2(全長250m×幅194m×高さ21m)。

 主要設備としては、世界最大級(直径9m)の複合材硬化用オートクレーブや胴体を一体成形(積層)するプリプレグ自動積層機、胴体を一体加工するパネル・リベッターとトリム・ドリル装置、大型NDI(超音波非破壊試験装置)などを導入する。(12/9)

5位 世界初!室温でフィルム型
色素増感太陽電池の試作に成功

 積水化学工業のR&Dセンターは、産業技術総合研究所と共同で、エアロゾル・デポジション法(セラミック材料の常温高速コーティング・プロセス方法)を活用し、従来の高温焼成を不要とし、世界で初めて室温プロセスでのフィルム型色素増感太陽電池の試作に成功した。(12/9)

6位 サンケン電気が日立超LSI
システムズのマイコン事業を取得

 サンケン電気と日立超LSIシステムズは、日立超LSIのミックスト・シグナル・マイコン事業をサンケン電気に譲渡することで最終合意し、事業譲渡契約を締結した。サンケン電気は日立超LSIが2012年に開発した「MD6601」と同製品に関する商権および技術情報を取得する。(12/10)

7位 CZTS型太陽電池で
変換効率12.6%

 ソーラーフロンティアと米IBM社、東京応化工業は共同で、面積が0.42cm2と微小なCZTS型太陽電池セルで、世界最高の変換効率12.6%を達成した。(12/10)

8位 東芝テリーCMOSセンサ搭載の
産業用カメラを参考出品

9位 オーストラリアの太陽光発電
合計出力が3GWを突破

10位 エプソンのセンシング技術
文科省のプロジェクトに採用