電気・電子系技術者が現状で備えている実力を把握するために開発された試験「E検定 ~電気・電子系技術検定試験~」(出題範囲はこちら、E検定の申し込みはこちら)。E検定で出題される問題例を紹介する本連載の問19は「電磁気」の分野から、電気力線の本数を知る問題である。電気力線の定義を理解することで、電界の強さと電気力線の関係を理解できる。電気力線という定義上の線を描けることによって空間の様子を表す電界を視覚的に捉えられるようになり、電界の理解が容易になる。この問題は「概念の応用能力」であるレベル2、正答率は24.8%である。


【問19】
 真空中にある点電荷がQ[C]である時、この電荷から出る電気力線の本数は何本か。