家電・モバイル ボリュームゾーンの最新動向を知る
 

携帯電話の番号が枯渇するって本当?

高橋 健太郎=日経NETWORK編集
2013/05/01 00:00
出典:日経NETWORK、2011年7月号 、p.9 (記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)
印刷用ページ

携帯電話の番号が枯渇するって本当?

(イラスト・アニメーション:岸本 ムサシ)

今回の回答者:
総務省 総合通信基盤局 電気通信事業部
電気通信技術システム課 番号企画室 課長補佐
東川 玲

 現在、携帯電話の電話番号には「080+8けた」と「090+8けた」の2種類があります。それぞれ9000万個、合計で1億8000万個の番号を使えることになります。

 ところが、2011年3月末時点で、既に約1億6000万個の番号が携帯電話会社に割り当てられ、未使用なのは約2000万個だけです。2010年1月から12月までの携帯電話の需要から、2014年2月頃には番号が足りなくなるとわかりました。

 この携帯電話の電話番号の枯渇を防ぐには、何らかの方法で番号の総数を増やす必要があります。そこで、番号を増やすために二つの方策が専門家を含めた場で検討されています。

 一つは、従来はPHS向けとされてきた070番号を携帯電話にも使えるようにするという案です。全部で9000万個の070番号のうち、実際にPHSに割り当てられている番号は2000万個だけです。割り当てられていない残りの7000万個を利用します。

 もう一つは、携帯電話の090番号のうち、これまで割り当てられていなかった1000万個の番号を利用するという案です。090番号を「090-CDEFGHJK」と表すと、実はこれまでCのけたでは1~9だけを使っていました。このCに新たに0も使うのです。

 これら二つの方策により、8000万個の番号を携帯電話番号として新たに使えるようになります。

 懸念されるのは、通話相手が070番号なのでPHSだと思っていたら実は携帯電話だったというケースです。PHS同士の通話が無料というサービスもあるため、こうした誤りを起こさないための対策が必要となるでしょう。

 なお、今回の番号枯渇対策と併せて、携帯電話とPHSとの番号ポータビリティの導入も検討されています。つまり、携帯電話のユーザーがPHSサービスに番号ポータビリティで移行すると、PHSでも080番号または090番号が使われることになります。

この記事はITproのコラム素朴な疑問 Q&Aから転載したものです。
【9月18日(金)開催】高精細映像時代に向けた圧縮符号化技術の使いこなし方
~H.265/HEVCの基礎から拡張・応用技術とその活用における心得~


本セミナーでは高品質、高信頼、高効率に製品化するために標準化された高圧縮符号化技術、H.265/HEVCについて、その基盤となった符号化技術の進展から映像・製品特性に適切に圧縮符号化技術を使いこなす上で知っておきたい基本とH.265/HEVCの標準化、実装、製品化に向けた基礎及び拡張技術の理解と活用の勘所等について詳解します。詳細は、こちら
会場:中央大学駿河台記念館 (東京・御茶ノ水)
コメントする
コメントに関する諸注意(必ずお読みください)
※コメントの掲載は編集部がマニュアルで行っておりますので、即時には反映されません。

マイページ

マイページのご利用には日経テクノロジーオンラインの会員登録が必要です。

マイページでは記事のクリッピング(ブックマーク)、登録したキーワードを含む新着記事の表示(Myキーワード)、登録した連載の新着記事表示(連載ウォッチ)が利用できます。

協力メディア&
関連サイト

  • 日経エレクトロニクス
  • 日経ものづくり
  • 日経Automotive
  • 日経デジタルヘルス
  • メガソーラービジネス
  • 明日をつむぐテクノロジー
  • 新・公民連携最前線
  • 技術者塾

Follow Us

  • Facebook
  • Twitter
  • RSS

お薦めトピック

日経テクノロジーオンラインSpecial

記事ランキング