山田 範秀
ルミレッズ・ライティング・ジャパン
ゼネラル・マネージャ
LEDの歴史は古く,1960年代にGaAsPを発光材料とした赤色LEDが登場したのが始まりである。その後,1993年には青色LEDの量産が始まった。これまで発光効率や1パッケージ当たりの光束といった性能は年々向上してきた。発光効率は一時期停滞した時期もあるが,2000年くらいまでは10年で10倍というペースで伸びている。2000年前後にはペースが落ちたが,ここ数年で発光効率は2倍~3倍と再び急激に高まっている。
LED1パッケージ当たりの光束も急激に上昇を続けてきた。2000年くらいまでは約2年で2倍のペースで明るくなった。その後さらにペースは上がり,1年半で2倍になった。