「この蓄電技術について発表するのは,この場が世界で初めてだ」(富士重工業の技術者)。

 富士重工業は,ハイブリッド車での利用に向けた新たな蓄電技術を開発,2005年7月中旬に米国カリフォルニア州サンディエゴで開催された大容量キャパシタに関する国際会議「Advanced Capacitor World Summit 2005」において発表した。Liイオン2次電池と電気2重層キャパシタの両方の要素を兼ね備える蓄電技術で,同社は「ハイブリッド・キャパシター」と呼ぶ。