2005年2月,わずか数日の間にPDPや液晶パネルの開発・生産を行うメーカー間の合従連衡が相次いだ。PDPについては2日,富士通が保有する富士通日立プラズマディスプレイ(FHP)の株式を日立製作所が一部取得し,同社がFHPを連結子会社にすると発表した。その5日後の7日,日立製作所と松下電器産業が共同で記者会見を行い,PDPの開発,生産,マーケティング,知的財産権という幅広い分野における包括的協業を進めることを明らかにした。同日には,シャープが富士通の液晶パネル事業を買収すると発表した。