日本自動車販売協会連合会が発表した新車乗用車販売台数ランキング。7月の登録車販売台数は前年比86.5%、8月は同93.6%と、5月、6月に引き続きマイナス成長となった。ただ、8月はマイナス幅が縮小しており、回復の兆しが見える。

 ランキングでは4月以来1位を守っていたトヨタ自動車「プリウス」が、7月、8月は再びトヨタ「アクア」に1位を譲った。5月、6月に3位に食い込んでいたホンダ「フィット」は9月の全面改良を前に8月は6位に後退した。9月6日発売の新型「フィット」は事前受注が2万5000台を超えていると伝えられており、9月からの順位が注目される。8月にハイブリッド仕様を追加したトヨタ「カローラ」は、同月に13カ月ぶりとなる4位に食い込んだ。

以下、『日経Automotive Technology』2013年11月号に掲載