日本自動車販売協会連合会が発表した新車乗用車販売台数ランキング。4月に102.0%と、2012年8月以来、8カ月ぶりにプラスに転じた国内登録車販売台数は、5月は前年比マイナス7.3%、6月がマイナス15.8%と、再びマイナス成長に落ち込んだ。

 またランキングでは4月に7カ月ぶりの1位となったトヨタ自動車の「プリウス」が、5月、6月も引き続き1位を守った。日産自動車の「ノート」は、2012年9月以来8カ月間守ってきた3位の地位を5月、6月はホンダ「フィット」に奪われた。フィットは9月に全面改良を控えているが、売れ行きは鈍っていない。トヨタの「クラウン」は、5月に前年比3倍以上、6月も前年比2.6倍以上を販売して引き続き好調。

以下、『日経Automotive Technology』2013年9月号に掲載