「2020年の車載カメラモジュールの市場規模は、欧米の搭載義務化で5637万個、1563億円と、2010年の4.7倍に拡大する──」。富士キメラ総研は、2020年までのカーエレクトロニクス市場を予測したレポート「車載電装デバイス&コンポーネンツ Select 2012〈上巻:情報/安全/快適制御デバイス&コンポーネンツ編〉」をまとめた。2020年までの世界の自動車用電装システムや機器市場と技術動向について分析している(表)。
 今回の調査では、カー・ナビゲーション・システムやカーオーディオなどの情報系機器、液晶ディスプレイなどの情報系デバイス、エアコンやエアバッグなどの快適/安全系システム、車載カメラやセンサなどの快適/安全系デバイス、タッチパネルなどの操作系デバイスの5分野の市場動向を予測した。

以下、『日経Automotive Technology』2012年1月号に掲載
表 情報/安全/快適関連車載デバイスの世界市場推移(メーカー販売価格ベース、富士キメラ総研の予測)