トヨタ生産方式を体系化したことで知られる大野耐一氏の生誕100年を記念した「第25回トヨタ生産方式徹底研究会」が2011年2月26日、岐阜市内で開催された。デンソー顧問の岩月伸郎氏をはじめ、大野氏ゆかりの経営者ら約800人が集まり、トヨタ生産方式について議論した。主催は、カイゼン指導のPEC産業教育センター(岐阜県羽島市)。

 最も多くの時間を費やしたのは、同生産方式を実践する工場長や経営者によるパネル・ディスカッションだった。3人の現場スタッフらが自身のカイゼン活動を発表。これに対し、スタンレー電気代表取締役社長の北野隆典氏、ヒロセ電機代表取締役社長の中村達朗氏、三菱鉛筆代表取締役社長の数原英一郎氏がコメントした。

〔以下、日経ものづくり2011年4月号に掲載〕