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1　【デトロイトショー】トヨタ、「Prius v」を発表
　トヨタ自動車は、デトロイトモーターショーで「プリウス」の派生車種「Prius v」を発表した。緩やかに下がっていく屋根の線をプリウスから継承しながらワゴンに近いシルエットとし、荷室容積をプリウスに比べ50％以上広げた。同社初の大型の樹脂製パノラマルーフを採用する。ハイブリッドシステムは3代目プリウスのものを流用した。2011年の夏に米国市場で発売する。（1月11日）
2　【デトロイトショー】ホンダ、「Civic」のHEVを春に発売
　ホンダは、デトロイトモーターショーで「Civic」のコンセプトカーを発表した。ハイブリッドモデルにはLiイオン2次電池を搭載する。ホンダが量産車にLiイオン2次電池を採用するのは初めて。電池を供給するのは、ホンダとGSユアサの合弁会社であるブルーエナジーだ。電池容量は未公表だが、「EV走行距離を伸ばした」とするため、現行の約580Whより大きいとみられる。（1月11日）
3　【ジュネーブショー】トヨタと富士重工業が共同開発車
　トヨタ自動車は、ジュネーブモーターショーで富士重工業と共同開発中の小型スポーツコンセプト「FT-86 ?」を出展した。富士重工は、搭載する水平対向エンジンFR車の技術コンセプトを公開した。車両デザインはトヨタが担当するが、ほかは富士重工が中心となって開発を進め、生産も富士重工が受け持つ。量産時にはロゴを付け替えるだけの変更で、両社で同時期に発売する。（3月2日）
以下、『日経Automotive Technology』2011年5月号に掲載