2011年3月に開催されたジュネーブモーターショー(Geneva International Motorshow)。各社が、Bセグメントを中心とした小型車に加え、電気自動車(EV)やハイブリッド車(HEV)、エンジン車のスポーツコンセプトなどを出展した。

図 ジュネーブモーターショーの会場

 ジュネーブモーターショー2011(図)では、三菱自動車が2012年に発売予定のBセグメントの世界戦略車、日産自動車が電気自動車(EV)のスポーツカー、トヨタ自動車はハイブリッド車(HEV)のワゴンモデル、マツダは次世代車両技術を生かしたコンセプトなど、国内各社が自社の強みを生かした車両を出展した。従来のように、単なる環境対応車やCO2排出量を抑えるクルマではなく、小型のHEVやEVスポーツカーなど新しい取り組みが目立った。エンジン車のスポーツカーも依然として人気で、イタリアFerrari社やイタリアFiat社などが新型車両を公開した。

以下、『日経Automotive Technology』2011年5月号に掲載