100年に1度という不況のあおりを受け,2008年度に軒並み業績を大きく悪化させた半導体製造装置メーカー。ここへ来て,半導体市場は回復基調にあるものの,少数のデバイス・メーカーによる市場の寡占化という別の危機が装置各社を待ち受ける。この危機を業界大手はどのように乗り越えるのか。東京エレクトロン社長の竹中博司氏に聞いた。