米国Las Vegasで3月,プリント基板関連の展示会「IPC APEX EXPO 2009(IPC Printed Circuits Expo, APEX and the Designers Summit 2009)」が開催された。不況の影響は予想以上に深刻だった。会場のあちこちに出展キャンセルによる虫食いのスペースが目立つなど,全体として活気のなさは隠しきれない。展示は簡素化し,説明員の人数も最小限。今回,最大規模のスペースで出展したある日系装置メーカーの場合,製品展示は1点もなく,パネル展示と若干名の説明員が配置されただけで閑散としていた。来場者の減少も甚だしく,出展者の説明員より来場者の方が少なく見える状況だった。