2009年2月の台湾大型TFT液晶パネル出荷数量は,対前月比+27.1%の967万4000枚だった。主要4社中,3社が対前月比出荷増となり,ようやく底打ち反転した。全体で対前月比増加となるのは2008年9月以来である。対前年同月比では2008年11月以降40~50%の減少が続いており,パネル出荷数量は依然としてパネル実需を大きく下回る水準が続いている。しかし,角度を変えて見れば,当面パネル出荷が実需水準に戻るまでは対前月比増加の傾向が続く可能性が高いと言える。