植物の成長を促進する波長660nmの光をピークに,従来比3倍の約40%の効率(投入電力に対する光出力の割合)で出力する。このような赤色LEDを昭和電工が実用化した。最大光出力は11mWと,従来の3mWから大幅に増加している。 今回の赤色LEDは,野菜などを屋内で栽培する植物工場の“LED化”を大幅に促す。植物の育成には,波長450nmの青色と660nmの赤色の光が欠かせない。現在のところ,赤色LEDの効率が低く,LEDの利用が進んでいない。その結果,蛍光灯やナトリウム灯が使われている。
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