エレクトロニクス製品の開発現場に普及している図研のPDMツール「DS-2」が強化される。目的は,上流から下流工程までのBOM(bill of material,部品表)の統一。さらなるコストダウンを狙う先進ユーザー向けにカスタマイズ提供してきた機能を,標準で搭載する。具体的には,クラステクノロジーの部品表システム「TotalBOM」とその開発環境「CustomV4」を3億円でソース・コードごと購入し,DS-2のBOM管理機能に組み込む。2009年6月にはTotalBOMを導入したDS-2をリリースする計画だ。