デトロイトモーターショー2009

2009年1月に開かれたデトロイトモーターショー(North American International Auto Show)。日産自動車、三菱自動車、スズキ、ドイツPorsche社、イタリアFerrari社が出展を取りやめた。ホンダやドイツDaimler社、韓国の現代自動車などは出展したものの、プレス発表会を中止した。自動車不況の大きさを感じさせるショーとなった(図)。

 ハイブリッド車、電気自動車といった環境対応車が主役であることは最近のモーターショーの通例通り。この分野をリードする日本メーカー2社がハイブリッド車の新型車を登場させて注目を集めた。米国やドイツもこれに追いすがり、GM社はLiイオン2次電池パックを内製するという重要な決断を明らかにした。

自動車関連の労働者が会場前でデモ
自動車関連の労働者が会場前でデモ