【速報】ZMPが「ロボットカー」を開発 自動車の自律走行や群制御の研究向け

 ゼットエムピー(ZMP,本社東京)は,自動車の自律走行や車車間通信,自動車と人間のインタラクションなどに関する初期研究のためのプラットフォームとなる「ロボットカー」を開発した(図)。大学などの研究機関を主なターゲットに,2009年4月から提供を開始する予定だ。研究用途のほか,大 学や企業における学習用教材としての用途も見込む。(以下,「日経ものづくり」2009年1月号に掲載)

図●ロボットカーのレイアウト
図●ロボットカーのレイアウト
3軸のジャイロセンサと加速度センサ,エンコーダ(4輪),赤外線測距センサ(最大で12個),レーザ・レンジ・ファインダなどを搭載できる。パソコンなどとはWi-Fiで通信するが,画像処理ボードやCPUボードも搭載しているので自律走行も可能だ。