【速報】日産,新型「フェアレディZ」を開発 補強材でねじり剛性を高めて軽量化

 日産自動車は,新型「フェアレディZ」を開発し ,2008年12月1日に販売を開始した(図)。技術的な特徴は,車体構造の軽量化。車体構造材の工夫と材料の変更により,従来のモデルよりも装備が増した分を吸収して,クルマの全質量をほぼ同等に抑えた。加えて,内装の質感を高めるために,新しい素材も採用した。(以下,「日経ものづくり」2009年1月号に掲載)

図●軽量化技術を盛り込んだ新型「フェアレディZ」
図●軽量化技術を盛り込んだ新型「フェアレディZ」
安全装備などの追加でクルマの全質量が約110kg 増すはずのところを,車体構造や材料の変更で吸収した。大きさは,長さ4250×幅1845×高さ1315mmで,車両質量は1480kg。