照明機器や液晶テレビのバックライトに向けたLED,そしてBlu-ray Disc(BD)対応機に必須な青紫色半導体レーザの市場は,これから大きく成長すると見込まれる。こうした発光素子に強みがあるシャープと日亜化学工業が手を結び,LEDと半導体レーザに関するクロスライセンス契約を締結した。対象となる特許は,両社にとってそれぞれ,「LEDと半導体レーザに関する特許のすべて」(両社)である。シャープで約1400件,日亜化学工業で約2100件の計3500件に上る。