【数字で見る現場】設計や生産の「自動化」

調査テーマ:
設計や生産の「自動化」

 金融不安に伴う景気後退などにより,設計や生産の現場におけるコスト削減圧力が高まっている。業務を,より効率的にこなすことが求められているのだ。
 そこで有効と思われる手段が業務の「自動化」である。人の経験や勘といった暗黙知を「形式知化」し,数値解析や数値制御,AI(人工知能)的手法などを導入することで,人手を介さずに業務を進められるようにするわけだ。今回,設計や生産の現場でこうした自動化がどの程度進展しているか調べたところ,そうした傾向があると回答した人(「傾向が顕著にある」と「ややある」の合算)は,全体の64.0%に達した(Q1-1)。(以下,「日経ものづくり」2008年12月号に掲載。また,「数字で見る現場」のアンケートで集計した全設問の結果は,日経ものづくりの読者限定ページでご覧になれます。)

Q1 設計や生産の現場で,数値解析や数値制御などによって作業が自動化される傾向はあるか