メモリー価格の低迷を受けたLSIメーカーの投資抑制,世界的な市況悪化と為替の大幅な変動。半導体製造装置メーカーの足元の事業環境は極めて厳しい。2009年も急速な回復は見込めそうにない。こうした苦境の中で,浮上した新たな懸念材料が450mm化への対応である。各社は,不安定な経営状況の下で,将来を左右する重大な決断を迫られる。450mm化へ本格的に乗り出すならば,事業戦略の見直しを迫られるメーカーも出てくる。こうした多くの不安要素を抱えながら,各社は2009年以降,生き残りを賭けた次の一手を打ち出していく必要がある。
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