高速化によってシンボル間干渉が顕著になると波形が歪み,アイ・パターンの開口部は閉じてしまう。コネクタやスルーホールなど伝送路内の寄生成分が引き起こす信号振幅の減衰や,寄生成分が原因で共振という問題も起こる。連載2回目は,これらの課題の概要や原因などを紹介する。(大久保 聡=本誌)


高田 芳文
日立製作所 エンタープライズサーバ事業部 技術開発本部 テクノロジー開発部