【数字で見る現場】新卒技術者の採用と活用

調査テーマ:新卒技術者の採用と活用
 ここ数年間の景気回復や団塊世代の一斉退職などに伴い,企業の新卒採用数は増加傾向にある。この傾向は技術者にも当てはまるといえそうだ。ここ5年(2003~2007年),回答者自身が所属・関連している職場で新卒技術者を採用しているか否かを尋ねたところ,61.3%が「ほぼ毎年採用している」と回答した(Q1)。
 ただし,回答者の所属している企業の規模(従業員数)別に見ると,そこには歴然とした差がある。従業員数が1000人以上の企業では「ほぼ毎年採用している」という回答が70%以上に達しているのに対し,10人未満の企業では11.1%,10~99人の企業では25.4%にとどまっている。(以下,「日経ものづくり」2008年2月号に掲載。また,「数字で見る現場」のアンケートで集計した全設問の結果は,日経ものづくりの読者限定ページでご覧になれます。)

Q1 ここ5 年,自身の所属・関連している部署で新卒技術者を採用しているか