第4世代移動体通信システム「IMT-Advanced」(4Gケータイ)の利用周波数帯が,各国間の協議によって決定した。IMT-Advancedは数百M~1Gビット/秒の高速データ通信を移動中に実現することを目指す次世代移動体通信技術である。

 国際電気通信連合の無線通信標準化部門「ITU-R」は,IMT(第3世代および第4世代移動体通信システム)向けに新たな周波数帯を割り当てた。具体的には,3.4G~3.6GHz,2.3G~2.4GHzなどである。