キャッツ 穴田 啓樹

 前回は,状態遷移表モデルから生成したキッチンタイマのプログラムをマイコン・キットで動かし,マイコン・キットの操作とモデルがどう対応付けられているかを確認していただいた。状態遷移表のすべてのセルを通過させようと試みた読者もいるだろう。そのような試みからモデル・ベース開発の世界が深まっていくので,いろいろと試してみることを大切にしていただきたい。  今回からいよいよ,モデル・ベース開発を実践していく。最終的なゴールは,マイコン・キットで動くプログラムの開発である。当初は思い付きレベルの仕様から開発していく。

 今回からいよいよ,モデル・ベース開発を実践していく。最終的なゴールは,マイコン・キットで動くプログラムの開発である。当初は思い付きレベルの仕様から開発していく。