キャッツ 穴田 啓樹

 ここ数年,組み込み開発の世界で注目を集めている「モデル・ベース開発」。いざ実際に取り組もうとすると,どこから手を着けてよいか分からないといった話をよく耳にする。この連載では,モデル・ベース開発がどういうものなのかを体感していただく。キッチンタイマを題材として,要求分析からアーキテクチャ設計,詳細設計を経て,最終的に本誌2007年1月1日号付録のマイコン・キット「NE-R8C/25」で動作するプログラムを開発していく。