アルプス電気は,自動車のエアコン制御ユニットやパワーウインドウ・モジュールといった車載機器のソフトウエア開発に「モデル駆動開発(MDD:model driven development)」と呼ぶ開発手法を導入した。

 2001年から方法論の整備およびツールの準備に着手し,現在までに合計10件の量産開発プロジェクトに適用,開発期間を従来の約半分に短縮したり,検証工程におけるバグの数を半分にしたりするといった成果を上げた。